リハビリは介護が必要な高齢者のパワーを高めるために開発された運動です。特製のマシンを使い、週2、3回決められたトレーニングを3ヶ月間程度続けると効果が目に見えて現れてきます。
高齢になると動作が鈍り、歩行が遅くなってつまずきやすくなります。これは老化によってからだの動作性が低下するからです。脳卒中などの脳神経系の病気や骨粗しょう症などがあるとこれが加速されます。動きにくいと家に閉じこもるようになり、からだを動かさないことによる機能低下が重なって体力も弱ってきます。そして、意欲も減退し動く気力が薄れて行動全体が萎縮しがちになってしまいます。このような動作の衰え、体力の低下、不活発な行動などの改善を目指すのがリハビリです。
リハビリは専用のマシンを使ってトレーニングを行うのが大きな特徴です。例えば、膝をまっすぐ伸ばしては歩けない人に、完全に伸ばす運動をさせるようなような機械を使います。長い間膝を曲げて歩いていると次第に歩行に関係するいくつかの筋肉が使われなくなってきます。この時、パワーリハビリで膝を完全に伸ばすトレーニングをすると、膝を伸ばす全ての筋肉が動くようになって正常な動作を取り戻すようになってきます。動作が回復し、筋力がついてくると行動に自信を持つことができ、活動的な生活を取り戻す「行動変容」が現れます。
豊富なデータを基に、日本人の体型バランスに合わせたデザイン。 またぐ必要のない足下フリー設計。乗り降りも楽なリカンベント式。 |